宅地開発



宅地開発は一般的に下記の流れで進めてまいります。

事前準備

まずは雑草の草刈りやゴミ処理など一度更地に戻す作業です。

地鎮祭

お客様のご希望によりますが、地域の神主さんに、その土地を守る氏神様に土地を利用させてもらう許可を得て、工事の安全を祈願する、お祓いや清めを行っていただくこともあります。

地盤調査

実際の工事に入る前に、地盤構成や強度・支持力の把握」「土質・土層の把握」「地下水位の把握」「液状化判定」など地盤の強度を調べ、住宅を建てるのにふさわしい土地がどうかを見極めます。建て替えの場合でも、地盤調査は行います。なぜなら建て替えの場合でも、地盤の状態がよいとは限らず、建てる場所によって、地盤の強度も多少なりとも変わります。地盤調査の結果、地盤が軟弱だと判断された場合には、その後の、土地の強度を上げる地盤改良工事が行われます。

盛り土や切り土等の調整

どちらも傾斜をなくす工事ではありますが、低い部分に土を盛って傾斜をなくす盛り土や、高い部分を崩して傾斜をなくす切り土を行い住居が建てやすい土地に仕上げていく作業です。

地盤補強

既成の杭状の補強材を打ち込む工法と、軟弱な地盤そのものを固めてしまう表層改良工法に大別でき、土地の素養や予算によって工法を選びます。

コンクリート敷設や擁壁の設置

コンクリートで地面の強化をしていくのと同時に、隣接する家や残った斜面や崖との間に擁壁の設置を行います。また土の埋戻しを幾度かに分けて行い、丁寧に土地改良を仕上げていきます。

工事完了

最後に、軟弱層(地盤の特に弱い部分)の掘り出しやロードローラーによる転圧(押し固めること)を経て工事完了となります。